5月のコント
――気をつけろ、これは現実だ。首都高速環状線を夜もすがら周遊する一台の乗用車。東京タワー上空に静止したままメッセージを収拾する飛行物体。気を遣う三歳児。「コント」という形式によって絵解きされる、この世界の現在。
作 和田尚久 池田ゴンサロ
演出 吉岡牧穂
音楽・演奏 大谷能生
振付 橋本ロマンス
出演 村上さくら 三方美由起 松永治樹 藤井智資 中村恵 北実怜 上野勇之介
キャスト・スタッフ
和田尚久(作)
放送作家、文筆家。
近年の作にラジオドラマ『友近の東京八景』(NHK R-1)、『二十四時のスケートリンク』、『贋作泉鏡花物語 鏡の中の少年』、『ゴーストライター』、『流氷の秘密』(文化放送『青山二丁目劇場』)ほか。構成作品に『談志の遺言』(TBS-R)、『天下たい平 落語はやおき亭』(文化放送)ほか。著書『芸と噺と 落語を考えるヒント』(松本尚久名義、扶桑社)などなど。
「ライブのコント台本を書くのははじめてです。俳優が台本に従属するコントではなく、ナマの人間が動くための<素材としての台本>を書きたいと思っています」
池田ゴンサロ(作)
放送作家。1997年生まれ。放送作家。テレビラジオの企画構成、YouTubeチャンネル運営、企業・自治体に向けたPR事業などを手広く手がける。
吉岡牧穂(演出)
多摩美卒
大谷能生(音楽・演奏)
1972年生まれ。音楽(サックス・エレクトロニクス・作編曲・トラックメイキング)/批評(ジャズ史・20世紀音楽史・音楽理論)。96年〜02年まで音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校』や、単著『貧しい音楽』『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』『ジャズと自由は手をとって(地獄に)行く』など著作多数。音楽家としてはsim、mas、JazzDommunisters、呑むズ、蓮沼執太フィルなど多くのグループやセッションに参加。ソロ・アルバム『「河岸忘日抄」より』、『舞台のための音楽2』をHEADZから、『Jazz Abstractions』をBlackSmokerからリリース。映画『乱暴と待機』の音楽および「相対性理論と大谷能生」名義で主題歌を担当。チェルフィッチュ、東京デスロック、中野茂樹+フランケンズ、岩渕貞太、鈴木ユキオ、大橋可也&ダンサーズ、室伏鴻、イデビアン・クルーなど、これまで50本以上の舞台作品に参加している。また、吉田アミとの「吉田アミ、か、大谷能生」では、朗読/音楽/文学の越境実験を継続的に展開中。山縣太一作・演出・振付作品『海底で履く靴には紐がない』(2015)、『ドッグマンノーライフ』(2016/第61回岸田戯曲賞最終選考候補)では主演をつとめる。本年『平岡正明論(仮)』(Pヴァイン)を刊行予定。
橋本ロマンス(振付)
コメント 「乞うご期待!」
村上さくら(出演)
1999年、大阪府出身。
多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科演劇舞踊コース2年在籍
「初のコントですが、皆さんに笑って頂けるように全力で挑みます!!」
~出演作品~
2016年「やわらかなかぐら」演出:杉原邦生(KUNIO)
2017年F/T企画公演「花擤んでふゆう」作・演出:西岳(シラカン)
~次回公演~
2018年9月、東京学生演劇祭 「タイトル未定」 家族座(作・演出)として参加。
三方美由起(出演)
「三つの方角に美しく自由に勃起すると書きまして、三方美由起と申します。何卒よろしくお願いいたします」
松永治樹(出演)
1998年04月18日山形県生まれ
多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科2年在籍
主な出演作品
劇団 千坐千草「シープイズシンギング」「スナノオンナ」
劇団 巨乳の彼女を創る 「フブッ(略)」
「先日、一人暮らしの揚げ物がすごく美味しくできたのでベストパフォーマンスでこのコントに臨むことができると思います。精一杯頑張ります!」
藤井智資(出演)
多摩美術大学二年生
「初コント、皆様にクスッと笑ってもらえるよう、全力で挑みます!」
中村恵(出演)
多摩美術大学 演劇舞踊コース2年。
東京03が好き。その中でも『蓄積』ってコントが好きです。
過去出演作品
2017年12月、千坐千草 2nd performance
『シープイズシンギング』
次回公演予定
2018年9月、東京学生演劇祭 「タイトル未定」作・演出:村上さくら(家族座)
北 実怜(出演)
1999年、静岡県出身。
多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科
演劇舞踊コース2年在籍。
「わっくわくと緊張でニヤニヤしつつ、楽しんでいただけるようスーパー頑張ります!」
次回公演
2018年9月、東京学生演劇祭に家族座(制作)として参加。
上野勇之介(出演)
東京生まれ
多摩美術大学二年生
「舞台に立つのはまだ慣れていませんが、できる限りを尽くします。」
鈴木絵利佳(小道具)
今回は小道具として参加のブルーマウンテン所属ライター。
1993年生まれ。
2017年2月まで某社で舞台スタッフとして様々な舞台に関わる。主な舞台は「ミス・サイゴン」「くちづけ」「リバースヒストリカ2016」(演出部)「エリザベート」「7月大歌舞伎」(小道具)など
可児千彩(小道具)
多摩美術大学 美術学部劇場美術専攻在学中
テレビ美術勉強中
○○のすすめ展 参加
かわ良い展 参加
鮎食べに行く為に頑張ります。
佐藤瞳(小道具)
多摩美術大学美術学部演劇部用デザイン学科劇場美術デザイン専攻在学中。
学内の公演では大道具を担当。
汚し作業が得意です。